LEDのテールランプ
省エネとは直接的な関係はないのですが、自動車のテールランプをLEDに交換するということがマニアの間で流行っています。
目的はどうあれ省エネの効果が期待できるものです。
このテールランプのLED化について紹介しましょう。
通常の照明をLEDにするためにはその形などが問題となります。
自動車の場合はプラスチックのカバーがありますから、発光部分の形は内部に隠れてしまいます。
したがって、形はどうでもよくなりますから、一般の人でも交換がしやすいのです。
テールランプをLEDに交換することで、高寿命化が期待できます。
ランプ切れの心配がないと言えるのです。
テールランプをLEDにする時の注意事項があります。
ランプとLEDの特性の差として、指向性と輝度があります。
指向性は光らせた時どの角度から見えるかと言うことです。
一般的にLEDの指向性は狭いため横から見ると光がほとんど見えません。
また、一個当たりの明るさも白熱ランプよりも劣っています。
テールランプをLEDにするためにはこのような特性を理解した上で実施しなければならないのです。
まず、LEDの選定として視野角が広いものを選択することです。
メーカーの種類によって大きな差があります。
それから輝度を確保するためには数を増やすことで対応します。
テールランプのために20個ぐらいのLEDを並べるというやり方です。
LED信号機を見たことがある人ならわかるでしょうが、小さな点をたくさん並べて、大きな信号機を作っているのがわかるはずです。
その考えを応用するものです。
テールランプの交換で少しでも省エネに貢献してみませんか。